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湧源クラブ幹事会規則

第2版  1995年6月9日

1.主旨

(1)湧源クラブの活動方針について長期的視野を持ち、運営委員会に対して助言および提言を行なうための組織として、「湧源クラブ幹事会」(以下幹事会)を置く。(2)幹事会の活動は次の通り。・湧源クラブにとって重要な決断が必要な際に、運営委員会とともに湧源クラブ主宰および(財)数理科学振興会と協議を行ない、方針の決定を行なう。・運営委員会で判断が困難であると思われる事項について、運営委員会からの諮問を受けて決定を行なう。・湧源クラブの活動を定常的に見守り、必要のあるときに助言を行なう。・湧源クラブの顔役として外部団体との交渉を行なう。・その他湧源クラブの活動に対して有益であると判断される活動を行なう。

2.人員構成

(1)幹事会は、湧源クラブの顔として外部団体との交渉等を行なう渉外担当幹事と、定常的な活動を行なう運営担当幹事とからなる。(2)渉外担当幹事は3名を、運営担当幹事は5名を目安とする。(3)幹事会の中に次の役職を置く。・代表幹事外部団体に対して湧源クラブの顔となる人。渉外担当幹事のうちから1名を互選する。・副代表幹事幹事会の定常的な活動の責任者。運営担当幹事から1名を互選する。

3.幹事の任期

1)幹事の任期は1月1日より、翌年の12月31日までの2年とする。ただし、幹事会の運営方針を継続するため、改選時には半数以上が残留することが望ましい。

4.幹事の任命

(1)幹事は湧源クラブ員の中から、公募および湧源クラブ員からの推薦を受け幹事会(幹事会発足前は幹事会準備委員会)により選出され、全員への広報の後不信任のない時、湧源クラブ主宰および運営委員会の承認を受けて任命される。(2)(1)の全員への広報で不信任の意見があった場合には、幹事会でその扱いを検討する。(3)幹事の再任は妨げない。(4)幹事がやむを得ずその任務を継続することが不可能になったときには、幹事全員の承認を受けることで、任期半ばでも交替することができる。その場合も、できるだけ本人が代わりの幹事候補を推薦することが望ましい。(5)幹事の補充は、幹事会議の議決で適宜行なうことができる。

5.幹事の罷免

(1)運営委員会は、幹事の罷免を要求することができる。その場合、運営委員会及び幹事会議合同でその内容について検討し、罷免させるか否かの決定をしなければならない。(2)湧源クラブ員20名以上の署名により、運営委員会に対して幹事の罷免の要求があった場合は、運営委員会及び幹事会議合同でその内容について検討し、罷免させるか否かの決定をしなければならない。(3)湧源クラブ員50名以上の署名により、運営委員会に対して幹事の罷免の要求があった場合は、当該幹事は即刻罷免される。

6.幹事会議

(1)幹事会議は、湧源クラブ主宰もしくは1名以上の幹事が必要と判断したときに随時副代表幹事が召集する。(2)幹事会議の議長は副代表幹事が行なう。 (3)幹事会議には、運営担当幹事および運営委員会の代表が出席するものとする。ただし、運営担当幹事は委任状をもって出席に代えることができる。(4)幹事会議には湧源クラブ員であれば誰でも参加し、意見を述べることができる。ただし、幹事全員の合意があった場合は、秘密会とすることができる。(5)幹事会議の議案は、欠席者を含む運営担当幹事および出席している渉外担当幹事の過半数で議決する。ただし、重要と思われる事項については運営委員会の代表の承認を必要とする。(6)幹事会議で決定した事項については、湧源クラブ主宰、渉外担当幹事、運営委員会に報告すること。 (7)幹事全員が参加することを目的とし、特に任期の初めに幹事総会を開催する。(a)幹事総会の目的は、湧源クラブ主宰および(財)数理科学振興会からの出席者を交え、湧源クラブの活動状況について確認するとともに、活動方針についての意識の統一を図ることである。(b)緊急の場合は、随時、代表幹事もしくは副代表幹事が幹事総会を召集することができる。

7.会計

(1)幹事会の活動資金は、原則として湧源クラブ基金から支出する。幹事会は、湧源クラブ基金助成事業選考委員会に対して、会計年度の初めに予算を提出し助成を申請し、会計年度の終りに決算報告をする。(2)幹事会の会計年度は、毎年4月1日より、翌年3月31日までとする。(3)幹事会会計からの支出項目は次の通り。・各幹事が幹事会の会合に出席するための費用(旅費、宿泊費等)・その他幹事会を運営するために必要な諸費用

8.会則の変更

(1)本会則の変更は、幹事会議の決議の後、湧源クラブ主宰および運営委員会の承認を受けて、湧源クラブ員全員への広報を行なった上で実施するものとする。

9.幹事会運営上の細則

(1)各幹事は、幹事間の連絡を綿密にし、意志の疎通を図ること。(2)幹事会の決議内容は副代表幹事がまとめ、運営委員会が広報する。(3)幹事は、Non-Puits その他の湧源クラブの活動報告を記載するもの等を参考にし、湧源クラブの活動を十分把握すること。(4)運営委員会は、湧源クラブの予算及び決算内容を幹事会に報告すること。(5)幹事会は、活動内容の報告および会計の報告を運営委員会に対して行なうこと。(6)湧源クラブの大定例会には必ず幹事会の代表が参加すること。(7)会計年度の関係から、湧源クラブ基金助成事業選考委員会への予算申請および決算報告は、毎年1月の選考に間に合うようにすること。(8)運営委員会改選時には、幹事会議を開き、幹事会と運営委員会の意志疎通を図ること。

以上

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